創業時の借入の考え方

2020.9.17

どうも、半年に渡り週1〜2回はnoteを更新していた小野です。
やってしまいました。昨日ブログを書き始めたときに寝落ちしてしまい前回のブログから8日経ってからの投稿です。
25週間継続が途絶えてしまいました。悲しすぎる。まぁ切り替えてまた積み重ねていこうと思います。

さて、今回は創業時の借入について僕が思ったことを書いておきたいと思います。※僕は借入とか会計とか税務のことを詳しくは知りません。実際にやってみないと分からない事が多かったので、起業を考えている人に少しでも役に立てればいいなと思って書いています。

そもそも、僕は何の知識もないまま株式会社を創業してしまいました。そうです。馬鹿だったのです。馬鹿なりに創業前に少し創業の仕方などを調べたりしましたが、実際にやってから分かった事がとても多いです。
その中でも、創業時の借入については結構迷いました。結論から言うと多めに借りておいて良かったです。創業前に借入のことを色んな経営者に聞いて回りました。聞いていた内容は、

『創業時の借入は借りれるだけ借りたほうがいいのか?」

って内容でした。僕が聞いた肌感だと6割くらいの経営者が多めに借りていた方がいいとの見解でした。今思えば、ビジネスの業態も利益率も違うのに僕の馬鹿な質問に真剣に考えていただけたことに感謝です。その理由として、

・創業時の方が借入しやすいから
・創業時は思いもかけない事が多いからキャッシュは持っておくべき
・銀行も公庫も「雨が降っている時は傘を貸してくれない」から
・借入は信用
・1万円を10万円にするのと100万円を1000万にするのは同じ
という内容が印象深かったです。

逆に借入額は必要最低限がいいと教えてくれた経営者の方々の主な理由は
・リスクになる、借金になる
・最初は出来るだけ小さく初めて様子を見ながらいつでも撤退できるようにするべき(僕の場合、新規事業だったので)
・利息は意外と大きい
・1人から始める起業だから自分のお金と会社のお金の区別がつきづらい
という内容でした。僕の場合は、1人からスタートするのでそれを踏まえての意見も多かったと思います。

結果、僕は自己資金の3倍近くの借入を公庫で2月にしました。
(中々、法人の銀行口座ができなくて入金があったのは5月)
その後、コロナの非常事態宣言。

僕個人の感想としては多めに借りておいてよかったと思っています。
・ゼロからの起業だと顧客獲得が思いのほか時間かかる
知り合いもお客様もいなかったので、取引開始まで結構時間がかかります。「飛び込みすればいいやー」と思っていましたがそこから関係性を作って取引を開始するのに2〜3ヶ月かかりました。その間、ほぼ収入はゼロで返済や固定費で現金はもちろん減っていきます。運転資金が2〜3ヶ月しかなかったら、倒産してました。

・会社の存続は現金があるかないか
これは自分で会社を作ってから強く実感するのですが、どんなに赤字であろうと会社にお金があれば会社は潰れないということです。毎月会社から出ていくお金が100万円だとして現金を2000万持っていれば1年は売上が0で赤字続きでも会社は経営する事が可能です。しかし、売上が毎月1000万あっても、お客様から売上を回収できず支払いが出来なければ会社を継続することが出来ません。世の中で黒字倒産が起こる理由が分かりました。笑

・どれだけ続けることができるかで多くの選択肢が選べる
これはやりながら気づいたのですが、実際に新規飛び込みを始めていく中で自分のやりたいことのニーズとお客様の求めているニーズのギャップを感じました。(圧倒的事前準備不足)その時、現金がないとギャップを抱えたまま突っ走るしかなかったと思います。僕の場合その求められているニーズの勉強に少し時間を割くことが出来ました。具体的にいうと、ECのスキルとイラレのスキル、デザインのスキル、お金のスキルなどです。資金的に多少の余裕があるからこそ多少の方向転換が可能でした。結果的に、自分がしたい仕事をするためのスキルを習得できたのでお客様の契約数も増えてきました。まだ全然足りないけど…。

何が正解かは分かりませんが、やってみて初めてわかる事が多いですね。笑
起業する前の自分がいかに無知だったかと思うととても怖くなりました。
今のところは運が良かったと思います。あとは結果を出して、今まで経験した事がないようなことを沢山経験して財産にしていければと思います。

では!

投稿して気づきましたが26週継続できてました🥺

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